モニターアームに補強プレートはいらない?3つの代用策と注意点を解説
モニターアームを買うついでに「補強プレート」もおすすめに表示されるけれど、本当に必要なのかなと迷っていませんか?
この記事では補強プレートがいらない人の特徴や、プレートを買わなかった場合に起こるかもしれないことについて解説します。
自分の机にプレートが必要かを正しく見極め、迷いや不安なく安全なデスク環境を手に入れましょう。
1. こんな人は補強プレート不要!

補強プレートがいらない人の条件は以下のとおりです。
- 天板が分厚い無垢材で作られている
- アームとモニターの総重量が軽い
- 机に傷や凹みがついても気にしない
天板が分厚い無垢材で作られている
使っている机の天板が「分厚く硬い無垢材」である場合は、補強プレートなしでもモニターアームの重さに耐えられる可能性が高いです。
中身が木でぎっしり詰まった厚さ3cm以上の一枚板のような天板であれば、クランプが一点に強い圧力をかけても簡単には凹んだり割れたりしないからです。
ニトリやIKEAなどで売られている1万円前後の「表面だけ木目調のステッカーが貼られた机」はほぼ確実に中身が空洞です。安い机を使っている人はプレート必須だと考えてください。
アームとモニターの総重量が軽い

机にかかる負荷そのものが極端に少ない環境なら、プレートなしでも運用できる場合があります。
たとえば24インチ以下の小型でおもちゃのように軽いモニターを1枚だけ設置し、一度固定したらアームを全く動かさない使い方であれば、天板に強い負担がかかりにくいためです。
将来的に27インチ以上のモニターに買い替えたり、画面を頻繁に引っ張り出したりするなら、今のうちにプレートで対策しておくのが無難です。
机に傷や凹みがついても気にしない
今の机に何の愛着もなく「いつ壊れてもいい」と割り切っている人はプレートを買う必要はありません。
補強プレートの役割はあくまでも「机の美観を保ち、致命的な破損から守るための保険」です。デスクの資産価値を気にしないなら、無理にプレートを付ける必要はありません。
天板が壊れてモニターが落下すれば、数万円する大切なモニター本体まで巻き添えで壊れるリスクがあります。机だけでなくモニターを守るためにもプレートの導入を強くおすすめします。
2. 補強プレートを使わない3つのリスク

プレートを買わなかった場合の悲惨な末路は以下のとおりです。
- 天板が陥没してボコッと凹む
- 机のフチがテコの原理で割れる
- アームが徐々に傾いて手前に倒れてくる
天板が陥没してボコッと凹む
プレートなしでアームを運用していてよく起こるのが、天板の表面が圧力に負けてボコッと陥没してしまうトラブルです。
安価な机は「フラッシュ構造」と呼ばれる中身が空洞の蜂の巣状(ハニカム構造)になっているため、クランプの小さな点で上から強く締め付けられると簡単に凹んでしまうのです。
一度陥没した天板は二度と元には戻りません。引っ越しなどでアームを外した時に気付いて後悔する人が後を絶たないため、空洞の机には絶対にプレートを挟むようにしましょう。
机のフチがテコの原理で割れる

奥行きが足りない机に無理やりプレートなしでアームを設置すると、ある日突然バキッと嫌な音を立てて机の端が割れるリスクがあります。
クランプが浅くしか噛み合っていない状態でモニターを前に引き出すと、根本の金具を支点にして強烈な「テコの原理」が働き、負荷が一点に集中してしまうからです。
プレートを1枚挟むだけで、この一点集中の圧力を広い面へと分散させ、最悪の破損事故を未然に防ぐことができます。
アームが徐々に傾いて手前に倒れてくる
天板が完全に割れなくても、プレートがないとアームの固定力が足りずに徐々に傾いてくることがあります。
木材は常に圧力がかかり続けるとその形に少しずつ変形していく性質があり、数ヶ月使っているうちにクランプのネジが緩んで柱(ポール)が手前にグラグラと倒れてきてしまうのです。
鉄製のプレートを挟めば、木材の変形による緩みをプレートの硬さで食い止めてくれます。「気づいたらモニターが傾いている」というストレスを無くすためにもプレートは強力な味方になります。
3. 家にあるものでプレートの代用はできる?

家にあるもので代用できるかどうかの結論は以下のとおりです。
- 木の板(端材)やゴム板での代用は可能
- ダンボール等の柔らかい素材での代用はNG
木の板(端材)やゴム板での代用は可能
ホームセンターで買える硬い木材の端材や、厚みのある硬質ゴム板であればプレートの代用として使えます。
クランプの金具よりも一回り大きく、かつ圧をかけても凹まない硬さのある素材であれば問題ありません。「面で受けて荷重を分散させる」という補強プレートと同じ役割をしっかり果たしてくれます。
自分でちょうどいいサイズにノコギリで切って見栄えを良くする手間を考えると、最初から専用に黒く塗装された鉄板を買った方がコスパは良いのが現実です。
ダンボール等の柔らかい素材での代用はNG
絶対にやってはいけない間違った代用方法が、不要になった本の切れ端やダンボールをクランプの間に挟むことです。
ダンボールなどの柔らかい素材はモニターの重みで潰れてペチャンコになり、結果的にクランプがスカスカになって固定力が失われます。
- 段ボールや厚紙を複数枚重ねる
- 不要になった古い本や雑誌を挟む
- 100円均一の薄い滑り止めシートだけを挟む
これらは「傷防止」にはなっても「補強」には全くなりません。必ず鉄板や硬い木材など、潰れない素材で代用することをおすすめします。
おすすめのモニターアーム3選

おすすめのモニターアームは以下のとおりです。
- エルゴトロン LX デスクマウントアーム / エルゴトロン
- COFO 無重力モニターアームPro / COFO
- Amazonベーシック モニターアーム / Amazonベーシック
エルゴトロン LX デスクマウントアーム / エルゴトロン
モニターアームの「王道」として、法人・個人を問わず圧倒的な支持を集める定番中の定番モデルです。特許技術のコンスタントフォース機構による滑らかな動きと、10年間の長期保証が付く圧倒的な安心感が最大の魅力です。
対応モニターは最大34型・約3.2〜11.3kgで、一般的なデスクワーク用モニターのほとんどをカバーしています。アーム内部にケーブルを通せる配線管理機能も備わっているので、デスク周りをすっきり保てます。
COFO 無重力モニターアームPro / COFO

エルゴトロンの対抗馬として急成長中の日本発ブランドが手掛ける高性能モデルです。最大14kgの高耐荷重と上下80度のワイドなチルト角度で、ウルトラワイドモニターにも余裕で対応しています。
推奨モニターサイズは17〜40型と幅広く、将来モニターを買い替えても長く使い続けられます。エルゴトロンと比べて設置が簡単という声も多く、初めてモニターアームを導入する方にもおすすめです。
Amazonベーシック モニターアーム / Amazonベーシック
「コスパ最強のモニターアーム」として多くのレビューサイトで推奨されている、Amazonの自社ブランド製品です。頑丈なスチール構造で最大32型・約11.3kgまで対応しながら、エルゴトロンの約半額で手に入る圧倒的なコスパが光ります。
高さ調整の範囲も広く、デスクワークの姿勢改善にしっかり貢献してくれます。「モニターアームを試してみたいけど、いきなり高額モデルには手を出しにくい」という方の入門機にぴったりです。
まとめ

「補強プレートはいらない」と胸を張って言えるのは、高価な無垢材のデスクを使っている一部の人だけです。
- 一般的な安い机(フラッシュ構造)はプレート必須
- なしで運用すると天板が凹んだり割れたりする
- ダンボールなどの潰れる素材での代用は絶対NG
プレートは数万円する大事なモニターと机を守るための、たった数千円の安い保険です。もし迷っているなら、後悔を避けるためにもアームと一緒に必ず購入しておくことをおすすめします。
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